はじめまして!大庄特派員 第6号に任命されました“独身列車38号”です。
独身ゆえにどうしても外食が続きます。そんな時には“庄や”に寄って
新鮮な魚貝や旬の食材を楽しむようにしています。
今回、特派員として初めてのレポートは週末を利用して彼女と
梅林を観に水戸へ訪れたときおじゃました
“庄や水戸店”での美味しい報告をしたいと思います。
4月上旬、水戸の偕楽園はちょうど梅が見ごろになっていました。偕楽園は最後の将軍徳川慶喜公の父、水戸藩九代藩主斉昭公(烈公)により1842年(天保13年)につくられた美しい公園です。敷地内には常盤神社がおかれ、境内には屋台などが軒を並べ満開の梅にお祭り気分で久しぶりにワクワクしました。近くの義烈館には斉昭公ゆかりの農人形像があり、そこには以下の様な説明がありました。
“烈公は農を尊ばれ、朝夕の食事には食膳の隅に置かれたこの像の笠の上に、
初めの一箸を供え、 次の歌を唱えて農作業の労苦をしのばれた。”
『朝な夕な飯くふごとに忘れじなめぐまぬ民にめぐまるる身は』
恵みに感謝すると共に、食することでつくり手の労を分かち合う気持ちが表されておりました。
さてさて、そんな水戸観光を満喫してすっかりお腹が減った二人はJR水戸駅北口にある“庄や水戸店”でご飯を食べることにしました。北口を出ると左手ビルに大きな看板があり一目でわかるのと、“庄や”入り口までは雨でも濡れずに行くことができるので荷物の多いときでも心配しないで行くことができます。
この日は、お日柄もよく水戸でも結婚式の2次会や慶事で、家族連れや礼服に身をつつんだ人達で店内はすでにいっぱいでした。かろうじてカウンター席に空きがあり、案内されるまでは玄関入ってすぐの大きな“いけす”を眺めていました。東京で行く“庄や”では見たことが無いほど大きな“いけす”には魚達が元気よく悠々と泳いでいました。
席に案内されて、まずはドリンク。
『生中と梅酒サワーを下さい!』
僕はやはり生ビール!そして彼女は梅酒サワー。
彼女曰く、梅酒に含まれるクエン酸には食欲増進の働きと共に乳酸の分解も促して疲れを残さず、同時にカルシウムの吸収を助けるので女性にはオススメなのだそうだ。
そして、一杯目の乾杯をすませ“本日のおすすめ”からまずは
“ウドの酢味噌和え”“スズキ刺”“ホタルイカ刺”“カツオ刺”“なす焼き”を注文。
カウンターの上は料理で溢れかえりました。(いくらお腹が減ってるとはいえ、注文しすぎじゃないか?)
さっそく、“ウドの酢味噌和え”からいただきます。
旨い。春の香りだ・・あれ?
酢味噌も他の居酒屋の味とあきらかに違う。
彼女も??二人して箸がとまる・・そうだ酸っぱさのイガイガ感が無い!ほんのりと甘くて酸っぱいから、ビールで口をすすがなくても刺身が食べられる!なんだかとても驚いた。
そして、見事なカツオに旬のホタルイカと出世を期待させるスズキの刺身出るわ出るわ・・食べるわ食べるわでカウンターはお祭り気分満載でした。
削り節も“なす焼き”の上で踊っています。
つづく。
追記:“いけす”の魚といえばアジくらいしか見たことがないので、いろいろな魚が泳いでいる“庄や水戸店”へ今度行くときには、美味しい食べ方や旬の魚の説明を聞いてみよう。

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